片頭痛との上手な付き合い方
TOP>抑制治療
 抑制治療

 
1.
鎮痛薬

片頭痛の病歴が浅い患者,小児,高齢者ではしばしば有効です。20〜50歳代の患者では効果が得られないことが多い。 小児に対しては非ステロイド消炎鎮痛薬より古典的鎮痛薬のほうが眠気をきたさないので就学上のぞましいでしょう。胃腸障害に注意。

  •  古典的鎮痛薬:アセトアミノフェン、アスピリン
  •  非ステロイド消炎鎮痛薬:イブプロフェン(ブルフェン® など)、ナプロキセン(ナイキサン® など)、ジクロフェナク(ボルタレン® など)
2.
エルゴタミン

血管収縮をもたらす酒石酸エルゴタミンはトリブタンが発売されるまでは、主役の薬剤でした。 頭痛が発現してからの服用では効果が得られる患者が少なく、前兆などの前ぶれのうちに服用するのがコツです。
エルゴタミン単独では効力が弱く、製剤はカフェインを含んでいます。服用後、悪心・嘔吐を呈する患者がしばしば存在します。 現在エルゴタミンで十分に効果が得られている患者については、変更する必要はありません。
ジヒドロエルゴタミンは,注射薬(わが国にはない)は有効ですが、経口薬では有効性が得られることはまれです。

  •  酒石酸エルゴタミン:(カフェルゴット®、クリアミン®など)
  •  ジヒドロエルゴタミン:(ジヒデルゴット®)
3.
トリプタン

日常生活や社会生活に支障がある場合(中等度)あるいはそれ以上(高度)の痛みが存在する場合には トリブタンの処方を考慮するのが妥当です。

トリプタンの服用にあたっては,頭痛発現後早めに使用することが重要で、痛みがピークになってからでは効果か得られにくい患者もいます。
投与上の諸注意点は、いずれも共通であり、厳密な診断のうえに投与することが重要です。
3種類の経口薬が臨床使用されています。有効性には個人差があり、−種類のトリフタンが無効でも、他のトリプタンが有効である場合も少なくありません。

ゴスビーの報告では、スマトリブタン100mgとエレトリプタン20mgが同等であるとしています。 しかしわが国では、トリプタン間の比較試験はまだ行われておらず、今後の課題の−つです。
エルゴタミンとの比較では@受容体選択性のためにトリプタンのほうが有効率が高い、Aエルゴタミンは頭痛発現前に服用しなければ効果が乏しいのでタイミングがむずかしい、 などの遣いがあります。

  • スマトリプタン(イミグラン®)
  • ゾルミトリプタン(ゾーミッグ®)
  • エレトリプタン(レルパックス®)
© Copyright 片頭痛との上手な付き合い方 All rights reserved.